2023年11月17日(金)に府中市のコワーキング・レンタルスペースのSpace KURURU by Breathと府中市役所を視察しました。参加議員より感想が届きましたので、ご報告させて頂きます。
加藤真彦・町田市議会議員
【コワーキング・レンタルスペースのSpace KURURU by Breath視察】
コワーキング・レンタルスペース府中くるる店の視察では、株式会社Office Breath代表の本多夏帆さん(行政書士・武蔵野市議会議員)にご講演いただきました。
事業のきっかけは、自営業の傍ら「1時間だけでも子どもを見てもらえたら仕事ができるのに。」という本多さんご自身の育児と仕事の両立の難しさの経験がきっかけだったそうです。
店舗では、コワーキング利用の他に赤ちゃんのみまもり(保育にあたらない運用)、カフェ利用、アフタースクールなど行政では解決できないサービスを行い、地域課題の解決にも寄与しているようです。また、マルシェや委託販売を行い、公共施設との差別化による地域で働き稼ぐ支援にも積極的に取り組んでいます。
話をするためだけに立ち寄る方や、勉強で悩んでいるお子さんの相談を受けることもあるそうで、「何かあったらBrethに行けば相談にのってくれる。」そんな街のなんでも屋さんのような印象でした。
行政にはできないサービスを民間企業が行うことにより、豊かな生活を送れる市民が増える事例を視察できました。市民サービスの維持・拡充の観点からも積極的に起業支援の補助など行政が間接的に支援することも考えていかなければならないと思いました。非常に勉強となった視察でした。
【府中市役所新庁舎視察】
府中市役所新庁舎を視察しました。
本庁舎は、西庁舎が昭和34年、東庁舎が昭和45年に建設され、旧庁舎における耐震性の不足や老朽化、バリアフリー対応などの課題があったことから新庁舎建設に着手したそうです。1期工事の「おもや」は令和5年8月14日(月)より業務を開始し、現在は2期工事の「はなれ」の建設に向けた準備を行っているそうです。
新庁舎の基本理念は、「市民に親しまれ、府中らしさを受け継ぐまちづくりの拠点となる庁舎」であり、開放的で市民が訪れやすい市役所であると感じました。
新たな技術等も取り入れており、「申請書のオンライン事前作成サービス」や「電気を使わない自動ドア(踏むことによりてこの原理で開閉)」 を導入していました。
今後の「はなれ」の建設が完成した際には再度視察に伺いたいです。
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