2020年12月25日に児童虐待防止PT・性教育不妊治療PTが合同勉強会を開催しました。 参加された町田れいじ・大和市議会議員より感想が届きましたので、ご報告させて頂きます。
町田れいじ・大和市議会議員
2020年12月25日、ピルのオンライン処方アプリ「スマルナ」を運営する株式会社ネクイノの石井健一社長と、スマルナ医科歯科レディースクリニックOSAKAの中村葵先生と上林さんからお話しを伺いました。
まず中村先生と上林さんからは、婦人科の一般治療に加えて月経や性、避妊などに関する悩みを相談することができるスウェーデンの若者向け医療機関をモデルにした「スマルナレディースクリニックOSAKA」の取り組みをお聞きしました。またスウェーデンやフランスなどに比べ、日本ではまだまだピルに対する偏見が根強く、正しい理解が進んでいないとのお話しもあり、私も含め日本では特に男性に対する性教育が不足していることを感じました。
次に石井社長からはピルの販売について、薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できるOTC化を目指しているが、将来的には24時間いつでも買える形を目指したいことや、主旨に賛同し共に働いてくれる産科医や助産師、薬剤師が必要なこと、連携できる自治体や教育機関が欲しいことなどのお話しがありました。ピルについても公平な立場からメリット、デメリットについてわかりやすくお話しくださり、大変勉強になりました。
最後に、私は神奈川県大和市の議員ですが、東京若手議員の会の方々が主催される視察や勉強会はとても有益で、毎回感心させられます。今後も若手の議員らしく意欲的に学び、積極的に情報を交換し合って、各々の自治体での政策に繋げていけますことを期待しております。(ちなみに昨年、こちらの児童虐待防止PT主催の研修会で頂いた情報を基に一般質問を行ったところ、即実現することになりました!)
お話しくださった石井社長、中村先生、上林さん、また研修を企画して下さった内山真吾都議、矢口まゆ市議、東友美市議、松本みつひろ市議に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
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